様似研修「全道女性議員協議会」  

活動内容

様似研修「全道女性議員協議会」

 様似研修会報告 「2009 年北海道女性議員研修会におけるロールプレイ実演」
報告者 事務局 S
日時 :2009年10月9日(金)AM9:00~
場所 :様似町中央公民館
AWNの参加者 T(旭川市) N(北見市) K(千歳市) S(小樽市) S(札幌市) T(様似町) 会場参加者数    名 (報告待ち)
北海道内の市町村の女性議員の皆さんで年 1 回実施しているという「北海道女性議員 研修会」において、私たち AWN のロールプレイの実演をして欲しいとのオファーが有っ たのが、2009 年の 3 月。シナリオの内容も議員の皆さんの気づきに役立つものをとの申 し出をお受けし、新たなシナリオの製作から準備が始まった。道内各地に在住する私た ちは、中々、集まる機会も少ないため、数少ない役員会は、貴重な検討の場。4 月の役員 会においてT代表作による「男女共同参画条例を作ろう」シナリオ原案をたたき台に 第 1 回検討を行い、後は、N副代表による修正案を PC メールにより、全員で細かく集 中検討を重ね、9 月の札幌会員研修会において、ほぼシナリオの完成までにこぎつけるこ とが出来た。 当日の出し物に、これまでの実演で、大好評だったS会員原作の「梅さんが成年後 見を受けるまで」を加えることを決定し、本番を迎えることになった。これは、その実践報告の概要です。
10月8日(木) 実演日は、朝 9 時からの開催のため、前日より、様似入となった。 あいにく、大型台風 18 号接近と重なり、台風情報を気にしながら、北見から自家用車で参加のNさん、そして、札幌駅で合流したTさん、Sさん、Kさん を乗せて運転のSと不安な中での出発となりましたが、なんとか、全員、様似へ 無事に到着。事前に会場の様似中央公民館での機材確認、最終打ち合わせを行い一 安心。宿泊のアポイ山荘は、台風による強風と雨で入り口の自動ドアが作動しない ほど揺れていましたが、楽しく夕食を終え、ロールプレイの最終リハ、第 3 回役員 会を行い万全の体制準備完了。温泉にもつかり、明日の本番を控えてもさすが AWN のメンバーは、それほど緊張することも無く、ビール、ワインで少々、控えめの宴 会を行い、12 時前には就寝。 10月9日(金) 気になった大型台風18号は、根室沖から太平洋に抜けた模様。雨、風も治まり、 一安心。8 時 40 分会場到着。会場入り口では、様似町の若い職員たちが、前夜の強 風で玄関前に吹き込んでいた落ち葉の片付け作業を笑顔でしていたのが印象的。 前日に打ち合わせが完了していたおかげで、開始までの時間、各自、持ち場の準備を余裕持って行なうことが出来た。 いよいよ、本番開始
9:00 主催側挨拶
9:20 AWNT代表挨拶
9:30 ロールプレイ開始
全体進行:事務局 S

1.シナリオ1 実演 「男女共同参画条例を作ろう」
進行はN副代表
【シナリオの内容】 男女共同参画条例の策定に奔走する市民運動家のある一人の女性を中心に、 4 人の熟年女性たちの会話を通して、現在市町村で取り組まれている男女共同 参画の策定の現状と実行上の問題点に鋭く迫るというもの。
1) ロールプレイの実演 約15分 会場から、研修会参加の各地の女性議員の皆さんに登壇いただく。 皆さん、シナリオが初見にも関わらず、登場人物に成り切った迫真の演 技でセリフを堂々と発声してくださいました。ところどころでは、大き な笑い声やうなずきが見られ、シナリオテーマの意図が会場の方々に伝 わっていっていることが感じられる。
2) 進行のN副代表から、 「北海道内における策定状況」をPPで説明 約10分
3) 各地域の「男女共同参画条例」の現状についての意見交換 約 10分

2.シナリオ2 実演 「梅さんが成年後見を受けるまで」
進行はS会員
【シナリオの内容】 一人暮らしの高齢の女性が、軽い認知症になり、分別のゴミ出しが出来な くなったり、訪問販売で高額の布団を買わされたり、挙げ句には近所の親し い人に ATM から預金を引き出されてしまうなどのトラブル続き。そんな時、 町内の役員など親切な住民に助けられるが、限界も有り・・・。やはり、も っと強力な高齢者保護の成年後見制度が必要では?
1) ロールプレイの実演 約25分 AWN の会員の他、会場より女性議員の他、事務局の方、男性陣として、様 似町の前議会議長や議会事務局長さんなどが、登壇してくださり、ベテ ランさながらのセリフ回しで、会場を沸かせてくださいました。
2) 進行のS会員より、「成年後見センターを作ろう」と題して、成年後見 制度の仕組みと厳しい高齢化の現状について。更に現在取り組みが開始 されている「成年後見センター」設立についての小樽市の状況が説明さ れました。 約20分
3)   会場からの質問    約 10 分

3 全体ディスカッション ・ PPによるAWNの手法について説明 ・ 登壇者からの感想 ・ 会場からの質問、意見交換
1)「男女共同参画条例を作ろう」に登壇された方から、シナリオの中にあるよう な事は自分の町でも起きているとの報告が有り。ただ、条例を作れば良いと いうのではなく、その後の進め方を見守らなくてはならないことを感じたと の事。
2) 女は 3 歩下がって歩くという教育を受けてきた世代。男性も女性も変わるこ とは大切。
3) 地元の商工会議所の青年部で「男女共同参画」をテーマに学習会を持った事 がある。最初は、若い男性の中にも男性優位の意識が強かったが、だんだん と意識が変わってきた。女性自身の中にもまだまだ、男女共同参画の考えが 浸透していないのではないか。
4) 平成17年に条例を策定し、その後具体的実施計画も作成し、学習会を設けて きたがなかなか、定着していない。
5) 議会議長の妻を演じた方から・・・夫を支える妻のあり方は、日常の生活でも よくあり、大切なことだが理想と現実は違うことも。自分は議員として、男 だから、女だからといったこだわりは無い。
6)「梅さん・・・」に登壇の男性の方から、高齢化は深刻、当町でもこのようなこと は現実に起きている。実際に援助者として活動しているがこれからは、もっ と真剣に取り組まなければ成らないのではないか。 7 梅さんをだます役割だったが、実際は、高齢者の見守りなどを行なっている。 みんなが善人ばかりではないので、こんな被害に年寄りがあわないようにし ていかなくてはならないことを実感。 8 シナリオの中の梅さんは75歳だが、まだまだ75歳は元気な人がいるので、 今度は、85 歳の男性を主人公にしてはどうか? 9 介護施設の施設長をしているが、今回のシナリオは、考えさせられた。高齢 者介護や支援は、複雑な問題がたくさん含まれているため多くの人たちの理 解と応援が必要であると思う。 などなど、活発な感想、意見が交換されました。今回のロールプレイをとおし、 参会者の皆様方に様々な気づきや共感を得ることができたことを感じました。 更に、成年後見制度利用について更に知りたいとの質問もあったが時間切れの ため、関口会員と個別相談を行なっていただきました。 4 T代表からの最後のまとめ 11時45分 ロールプレイの実演を終了 ご出演いただきました皆様、ありがとうございました。 終了後には、あちこちでは、立ち話で AWN 会員との情報交換が行なわれるなど、 交流が深まりました。
「北海道女性議員協議会」事務局の皆様には、大変お世話になりました。心から御 礼申し上げます。 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… 当日のスナップ